7月12日に開幕した第74回毎日書道展(主催・毎日新聞社、毎日書道会)において、同展の最高賞である文部科学大臣賞に、本院・松井玉箏常務理事の作品が選ばれました。
受賞作は「月の和歌三首」(「和漢朗詠集」より)。
「『和漢朗詠集』から月を詠んだ和歌を3首選び、縦長の紙面に上下2段に配置した作品。下段の1首目の末尾に2首目冒頭をそのまま書き継ぐという大胆な試みが新鮮である。たたみかけるような連綿は動きが大きく力強い」(根津美術館副館長・松原茂)と評されました。
松井玉箏常務理事の作品をはじめ、第74回毎日書道展における本院関係の受賞者および受賞作品等についての関連記事は、『書道美術』9月号(8/20発行)、10月号(9/20発行)で特集記事を掲載する予定です。
第74回毎日書道展の東京展は、国立新美術館が8月6日まで、東京都美術館が7月19日~24日まで開催しています。
(前後期、Ⅰ期・Ⅱ期で展示替えがあります)。
第74回毎日書展に関する情報は下記からアクセスできます。
◇会期・日程等はこちら >>>〔毎日書道展〕
◇受賞者や関連記事はこちら >>>〔書のひろば〕
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